【カナダの大学】専攻をdeclare(宣言する)って何?単位システムは?

カナダの大学は日本の大学とは少しシステムが異なります。この記事では、カナダの大学(学士号取得目的の場合)のシステムについてご紹介します。

注:学士号に関しての過去記事はこちら

そもそも大学卒業(学士号取得)に必要な単位って何があるの?

大学やプログラムによって、履修必要な単位はもちろん異なりますが、多くの学士号プログラムで履修必要となる単位は以下の通りです。

  • 基礎科目:1~2年次用の科目(下記参照)。どの学科でも多くの場合、英語(ライティング)や数学/理科、社会科などの基礎科目の履修が必須となっています。
  • 専攻科目:自分が専攻している学部の中で、「必須科目」と「選択科目」をそれぞれ履修する必要がある場合が多いです。
  • 専攻外の科目:自分が専攻している学部以外の科目の履修が必要な場合も多くあります。
  • 選択科目:専攻科目内外かかわらず、条件を満たしていれば自由に選択できる科目です。
  • Lower level/Upper levelコース:Lower levelと呼ばれるコースは1~2年次の用のクラス、Upper levelと呼ばれるコースは3~4年次用のコースであり、多くの学校では1年次のクラスが1番台、2年次のクラスが2番台…となっています(例:ENG1200やCHEM180というクラスは1年次、MATH2500やECON260などのクラスは2年次など)。多くのプログラムでは指定された数のLower levelコースとUpper levelコースを取る必要があります。

大学の学部や学科について

カナダの4年制大学の多くには、FacultyやSchoolと呼ばれる学部が設けられており、それぞれの学部の中にDepartmentなどと呼ばれる学科が設けられています。それぞれの学科の中にさらに細かいプログラムがあり、専攻や専門分野を選択します。例えば、Faculty of Arts(文系学部)の中に、Department of History(歴史学科)があり、その中も様々なプログラムがあるような感じです。

学科によっては、Major(専攻)、Minor(副専攻)を選択することが出来たり、Concentration (専門分野)の選択を行うことができます。また、Double-major/Joint-major(専攻を2つもつこと)やDual-degree(学位を2つ得ること)、Honors degree(優等学位)や学士号と同時に取るCertificate(免許/資格)プログラムなどもあり、学生は様々な選択肢から自分に合った学部や学科などを選択することができます。

注:MinorとCertificateを取る利点に関しての過去記事はこちら

(*学校によって名前やシステムは異なります。)

専攻のDeclaration(宣言)とは?

多くの大学で学士号を取得する場合、入学時に学部や学科を選択し、各学部や学科が設けている入学条件を満たす必要があります。しかし、実際に大学に入学し、いくつかのコースを履修した後さらに、専攻のDeclaration(宣言)を行う必要がある場合が多いです。Declarationを行うには、それぞれの学部や学科が設けている条件を満たす必要があります。

(注:学士号に必要な単位数はほとんどの学校で120単位。CGPAは全学期を総合した成績。GPAの詳細は過去記事をご覧ください。)

例1:UBC文系学部経済学科

  • Declarationを行うための条件:57単位以上取得し、指定されたクラス(経済学や数学、英語など)の履修を終えていること。成績で判断される。

例2:SFU理系学部化学学科

  • Declarationを行うための条件:理系科目20単位以上履修し、Declaration後はCGPAが常に2.20以上である必要がある。

例3:USask文系学部言語学科

  • Declarationを行うための条件:指定された言語学クラスのうちの2分の3以上を完了していること。

Declarationを必要としている学校では、Declarationを行うまで履修できないクラスがあったり、卒業の申請を行えない場合があります。Declarationを行うのは条件を満たしていればいつでも問題ありませんが、Declarationを行うまで必要な単位を履修できない場合も出てくるので、早めに行ってもよいかもしれませんね。

注:専攻を決めるうえで注意するべきことの過去記事はこちら

Declaration(宣言)をしたら専攻は変えられない?

入学した後でも、専攻のDeclarationを行った後でも、専攻や学部を変更可能な場合が多いです。日本と異なり、カナダの学士号プログラムでは、専攻を途中で変える学生も多くおり、学生によっては何度か変える人もいます。注意事項としては、専攻を変えると必須科目等が異なるので、場合によっては今まで履修した単位を無駄にすることがあるかもしれません。時間や授業料を考えると、何度も何度も変更するのはあまりお勧めしません。1~2年次のうちに興味のありそうなコースを履修し、それらの経験から専攻を確定できると良いですね。

注:大学の授業選択のヒントに関する過去記事はこちら

日本とカナダの大学では少しシステムが異なるかもしれません。各学校によってもシステムが異なるので、詳細は学校のアカデミックアドバイザーやカウンセラーに聞くのが一番良いかと思います。CISMへのご相談やお問い合わせはこちらへ。

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