
【IELTS】自分の意見を英語で表すなら?知っておくべき文章10選
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IELTSで高得点を取るには、高度な語彙が必要です。特にカナダなどの、英語を母国語とする国への留学を希望する人は、高度な語彙を使う必要があります。下記で重要な単語をいくつかご紹介します。 plausible 意味:事実であるかのように見える、または信じることができる 類語:believable, credible 例文:When you write an academic report, you need to be plausible. 学術論文を書くときは、もっともらしいことを言わなければならない。 imminent 意味:近々発生しそう 類語:impending, approaching 例文:Some species in the Amazon have faced an imminent danger of extinction. アマゾンには、絶滅の危機が迫っている種があります。 admittedly 意味:不本意ながら何かが正しいことを同意する 類語:undeniably, certainly 例文:Admittedly, I could have studies harder but I still don’t think this result is fair. 確かに、もっと勉強できたはずだが、それでもこの結果はフェアではないと思う。 posied
カナダの高校や大学に留学すると、授業内で英語で討論(ディベート)やディスカッションなどをすることが多くあるかもしれません。英語でのディベートとなるとハードルが高いですが、コツはあるのでしょうか? そもそも討論とは 討論とは、2つの反対する意見の間の対話です。1つの意見は肯定的な意見、もうひとうつの意見は否定的な意見であることが多いです。与えられた問題について議論を進めるにあたり、参加者はお互いに自己主張し合ったりすることはできません。討論は構造に従う必要があり、仲裁者によって話が進められます。 準備 最初のコツは、討論に備える必要があるということです。これは、自分の主張を裏付ける情報を多く持ち寄ることを意味します。さらに、相手側が何を言ってくるかについても予想しておくべきです。これらの批判に対する自身の反応についてどうすべきかを考えてみてください。また、討論の日の前に、声を出して練習してみてください。声を出して自分が話すのを聞くことは、自身の主張が明確であるかを確かめるのに役立ちます。 証拠に基づく 討論において、証拠や理由を発表することは、自分自身の主張を裏付ける情報を見つけたことを証明するためです。ただし、注意すべき点の1つは、これらの証拠は信頼できるものである必要があるということです。単に誰かの意見をブログから盗んで証拠として提示することはできません。学界や研究で働いている人々によって書かれた出典や証拠を使用してください。 反対の意見を聞く 自分自身の意見をはっきりと伝えるのも重要ですが、相手の意見をきちんと聞くことも重要です。 自信を持つ これは、ディベートをするためのコツの中で一番重要です。落ち着きとプロ意識を維持することで、周りもしっかりと意見を聞くことができるでしょう。 個人的に取らないこと 物事をあまり個人的に受け止めないことも重要です。相手はあなたの感情を傷つけるために討論を行っているわけではないです。 英語の元記事はこちら
《 Informal Business Reportsのカテゴリー6種 》 Informal Business Reportsは基本的には6種のカテゴリーに大別できます。しかし、他のカテゴリーとオーバーラップする場合があったりと、カテゴリーの区別は明瞭ではありません。初心者でも参考になるように概要を記します。 > Information Reports 情報を収集して構成したリポートは情報提供や調査結果の報告に使われます。日・週・月ごとの営業や利益の報告リポートや、その他の選択肢・成績や結果・設備の調査報告などがこれに当たります。情報提供はしますが、分析はしません。 > Progress Reports 非通常業務の進捗を監視するものです。例えば、14ヶ月後に開催されるトレード・ショウの準備委員会の活動を経営側に常に報告するものなどです。この手のリポートは下記3点を常に監視して報告します。 プロジェクトはスケジュール通りに進んでいるか ルールや規則の改善は必要か 次に行う動きは何か > Justification and Recommendation Reports 情報を提供するという意味においてはInformation Reportsと似通ったものですが、データと共に分析を提示することが異なる点です。他の選択肢を査定し、推奨事項を提示することで問題の解決を目指します。調査と報告の両方が述べられます。 > Feasibility Reports 会社などが計画を行動に移すかどうかを決定する際に実行の可能性を判断する為に使われます。例えば、公式サイトの改良に数千ドルつぎ込むべきかどうかを判断する為に計画の実効性を測るもの等です。 > Minutes of Meetings 議事録のことを「minutes」と呼びます。議事録は定期的に開かれる会議の記録として保管されます。 > Summaries 初期案や結論、比較的長編のリポートや刊行物の推奨事項を凝縮したものです。会社員ならテクニカル・リポートの概要、学生なら文章を書く能力を向上させる為に定期刊行記事の要約が求められることがあるでしょう。そういった場合に使うフォーマットです。 ここからはカテゴリーごとに見ていきましょう。 < Information Reports >
《 Informal Reportsの書き方ガイドライン 2 》 前回の記事「Informal Reportsの書き方ガイドライン(1)」に引き続き、<効果的な見出し>の作り方を詳しく解説します。 < 効果的な見出し > 見出しにはFunctional HeadsとTalking Headsという手法があります。 > Functional Heads Background / Findings / Staffing / Project Costsなど機能的でありつつ一般的な字面を見出しにする手法です。リポートのアウトラインとしてはわかりやすいですが、具体的な内容が一目ではわかりにくい見出しの付け方ですね。定型的な業務報告や、感情的な反応を引き起こしがちな敏感あるいは論争的な話題には適しています。下記の文書例をご参考ください。 > Talking Heads 内容を具体的に書き示し、読み手により多くの情報を提供できる手法です。 例:Employees Challenged by Shortage of Parking or Long Term Parking Solutions 下記の文書例は「ビジネス文書の書き方(9)INFORMAL REPORTSの書き方」でも掲出したものですが、記事内容と共に再度ご参照ください。 より明確化する為にFunctional Headingに短い記述を足すこともできます。 例:Recommendations: Shuttle and New Structures. Talking HeadsにしろFunctional Headsにしろ、いずれも見出しは簡潔で明瞭になるよう心掛けましょう。効果的な見出し作成のガイドラインを下記に挙げておきます。 > 見出しレベルを適正に揃える 見出しの位置とフォーマットがその重要性と他の要点との関連性を示します。 >
《 Informal Reportsの書き方ガイドライン 1 》 リポートというものは机に向かって座ればすぐに書き始められるものではありません。計画を立て、プロジェクトを明確化し、データを収集することから始めるのです。遠回りのように思えるかもしれませんが、以下の手順がリポートを書く際の手助けになると思います。 < 問題と目的を明確化する > リポートを書き始める最初の一歩は、問題または課題を明確に把握することです。リポート作成の目的は、情報提供の為なのか、分析用なのか、問題解決の為なのか、説得用なのかにより変わってきます。 Informal Reportsにおける目的は大体において導入部に記します。リポートの目的を明記した導入文の例を挙げます。 This report presents data regarding the feasibility of and costs involved with opening an on-site day care facility for use by employees with children. リポートの目的が書けたら、どんな人が読み手となるのかを分析します。例えば、プロジェクトに協力的な直属上司が対象であれば、広範囲な詳細、プロジェクトのこれまでの経緯、用語の定義等は説明する必要が無いでしょうが、そうでない読み手の場合には、背景となるデータや説得力のある戦略が必要になるでしょう。 読み手の設定は、リポートのスタイル、リサーチの方法、語彙、強調する部分、コミュニケーション戦略に影響してきますが、読み手が一枚岩ではないことも往々にしてあります。また、リポートというのは第一層の読み手よりも詳細情報を必要としている第二層の読み手へと再配布されていくことも往々にしてあります。 < 情報収集 > リポートを書くにあたって最も重要なステップの一つは、データのリサーチと収集です。良いリポートというのは、実質的で、正確で、立証可能な事実に基づいています。Informal Reportsの為の事実に基づいた情報源の典型的なものとしては下記が挙げられます。 ・社内記録 ・観察 ・調査(サーベイ)、アンケート、在庫確認(棚卸) ・インタビュー(面談、意見聴取) ・印刷物 ・電子的リソース > 社内記録 ビジネス関連のリポートは、社内の記録や書類等の分析から始めることが多いです。こういった記録から、過去の業績や、それまでの問題解決に使われた方法などを窺い知ることが出来ます。そこから、一連の行動を決定する為に役立つ関連事実を収集できます。 > 観察 様々な問題に対するデータの論理的なソースは個人的な観察や経験から出てくることがあります。例えば、emailやインタネット使用の社内ポリシーについてのリポートを書く場合、何人の被雇用者がemailやインタネットを個人使用しているかを観察することからデータを引き出します。
《 リポートの基礎 》 何をしてビジネス・リポートと呼ぶのでしょうか。その対象は、半ページの出張報告から200ページの経済予測まで幅広く、口頭での報告からメールやウェブサイトでのリポート、メモや文書の形のものなど様々です。長さ、内容、様式、形式は様々ですが、共通していることは質問への回答と問題解決という目的があることです。 < リポートの機能 > 主に情報提供的リポートと分析的リポートに大別できます。 > 情報提供的リポート 分析したり何かを推奨すること無く、事実を集めて構成したデータのみを提示するものは情報提供的リポートとされます。会議に参加する為の出張報告、日常業務の報告、規定の順守に関するリポート、社内のポリシーや業務手順を記したものなどが当たります。 > 分析的リポート データ、分析、結論を示すものが分析的リポートとされます。推奨事項などを要求されて書き加えることもあります。読み手が行動や信念を変えるよう説得する材料になります。 < パターン > 以前の記事『ビジネス文書の書き方(1) リサーチと組み立て』の《Organizing》項でDirect PatternとIndirect Patternについてご紹介しました。そちらもご参考ください。 > Direct Pattern 伝えたいことが文の初め辺りに書き記されているものがDirect Patternです。情報提供的リポートは通常、導入で始まり、事実と要約を述べるDirect Patternの形式で書かれます。下記の例をご参照ください。導入部があり、その後に内容を特定する見出しを付けて事実が述べられ、最後は要約で締めています。 読み手が事情をわかっている、あるいはトピックについて詳しい場合の分析的リポートもDirect Patternがよく使われます。多忙なビジネスマン等は結果がすぐにわかるこのパターンを好むことが多いです。但し、このパターンは読み手がトピックについて詳しいかどうか留意する必要があります。 > Indirect Pattern 結論や推奨事項が最後に出てくるものはIndirect Patternです。導入部や問題に関する記述で始まり、その後に事実や書き手からの説明が続き、結論や推奨事項で締めます。 このパターンは読み手が問題となっていることについてあまり理解できていない、或いは詳しくない場合に有効です。また、リポートの内容が要望に沿えない、好ましくない場合や読み手を説得したい場合にも使われます。 最初に事実に対する説明、弁明、分析などを行うことで読み手の興味を引いたまま推奨事項へ繋げることができます。問題の発生、事実の解析、問題の解決といった一般的な思考プロセスに則っとることにより、読み手には物事の筋が通っていると感じてもらえます。 < フォーマット > リポートのフォーマットは長さ、トピック、読み手、目的によって変わってきます。これらの要素を考慮した上で下記のフォーマットを適宜使ってみましょう。 > Letter Formats 通常、8ページ以下のinformal reportsを社外の団体に出す場合はLetter Formatを使います。会社のレターヘッドを使い、表題、日付、社内の部署や肩書きを明記し、敬意を表す文言で締めます。上記画像をご参照ください。letter reportsは通常の手紙より長く、構成には注意が払われます。 > Memo Format 社内向けのinformal reportsの場合はmemo formatが適しています。必要不可欠な背景的情報で始め、日付、差出人、受取人、内容を明記します。 > Manuscript Format
職場でのミスは恥ずかしいだけでなく、会社の生産性にも悪影響を及ぼす可能性があります。特に留学生であったり、英語が第一言語でない中での仕事環境は、困難である可能性があります。不注意な仕事中のミスを避けるためのアドバイスをお届けします。 チェックリストを作成する 多くのプロジェクトなどを担当している場合、ぜひチェックリストを作ってください。これにより、重要なことを忘れないようにすることができます。効果的なチェックリストを作成するための良いアイデアは、重要な順に番号を付けることです。 気が散るものを取り除く 職場での不注意なミスを避ける最も簡単な方法の1つは、注意散漫をなくすことです。SNSやLINEなどをすばやく確認するのは悪くはありませんが、これらのアクティビティは集中力を減らします。複数の作業を同時に行うこと(マルチタスク)で、細かい部分を忘れてしまうことが多いので気を付ける必要があります。 明確にするために質問する 仕事をきちんと行うために、質問することを恐れないでください。何かわからない場合は、間違えるよりも質問してください。何かに行き詰まっている場合や、仕事について疑問がある場合は、上司など他の人に助けを求めてください。これは、様々な仕事においての不注意な間違いを回避するのに役立ちます。 仕事を確認する 最後のアドバイスは、仕事を毎回再確認する(ダブルチェックする)ことです!書いた書類や話す内容などすべてを再確認する方が安全です。プルーフリーディング(書いた文章を読み直すこと)などにより、文法の間違いや句読点の誤りなどの小さな間違いを取り除くことができます。たとえば、Grammarly(文法やスペルなどを確認するツール)などを利用することができます。他の人が読みやすい文章かどうかを確認したい場合、誰かにプルーフリーディングをお願いするということも重要です。 新入社員であろうが、ベテランであろうが、ミスをすることを減らすことは重要です。特に、英語が得意ではない場合やカナダに来たばかりの場合、慣れないことも多く、ミスをしてしまうこともあるかもしれません。上記のアドバイスを踏まえ、より仕事で活躍できると良いですね。 英語の元記事はこちら
《 Goodwill Massages 》 感謝、功労などの表彰、相手に寄り添う気持ちといった好意や善意を伝える文章をGoodwill Message/ / Letterと呼びます。時にはビジネス文書より手強いこともあります。よくあるテンプレートや既存のカードで済ませてしまうより、自分で考えた文章というのは表現豊かで読み手にとって意義深いものです。時間はかかるかもしれませんが、是非自分で考えた表現で書いてみましょう。 感謝、表彰、寄り添いの気持ちを表すには、事が起きて直ぐに書くことが肝要です。出来事の記憶が新鮮な間の方が文章にしやすいからです。更に、早々に感謝を表明することは、その出来事が書き手にとって重要なことであったと読み手に暗に伝えることにもなります。 Goodwill Messageの5S ・Selfness ― 書き手ではなく読み手にフォーカスしましょう。「I remember when I …」といった書き方は自分語りになるので不適切です。 ・Specific ― 具体的な出来事や読み手の特徴などを明記することで内容を個人的な事象に落とし込みます。例えば「Great speech」と言うよりも「Great story about McDonald’s marketing in Moscow」等と名称や事象を具体的に挙げる方が効果的です。 ・Sincere ― 偽りの無い気持ちを表現しましょう。口頭で伝える場合にどのような言い方をするであろうか考え、口語を文語へと変換します。その際には、もったいぶらない、堅苦しくならない、華美にならない、といったことに気を付けます。 例:It gives me great pleasure to extend felicitations on the occasion of your firm’s twentieth anniversary. ・Spontaneous ― 使い古された言い回しや派手さを狙うのではなく、感じたままを熱意を以て直接的かつ自然な感じに仕上げましょう。 ・Short ― 好意や善意を伝える文章に長さの制約はありませんが、出来れば数行に纏めることをお勧めします。自分のことを思い出してもらう、あるいは覚えてもらうことが最も重要な目的だからです。 < 感謝・お礼 > お礼の手紙というのは、顧客からの注文、ホーム・パーティーなどでの歓待、親切にしてもらったことに対して等様々ですが、とりわけ顧客からのクレームへも感謝することが大切です。クレームというのは、実際の使用者など現場からのコンサルタント・リポートのようなものなのです。クレームを挙げてきた人は、自分の意見や言い分を聞いてくれると感じると、最終的に善き宣伝人材となっていくことが往々にしてあります。 内容が受け手の耳に心地良いものなのですから、メッセージや手紙を書いた目的を直接的に明らかにしてしまいましょう。これまで、Goodwill Messagesは手短かにと書いてきましたが、下記の例は少し違います。各文章を受け手に関連付けて熱烈に称賛し、受け手の尽力が有用であったことを強調しています。また、受け手の名前を敢えて入れて肯定的な語句を繋ぐことで、温かみのある内容に仕立てています。 感謝を伝える際に、メールやeカードといったインタネットを利用した形でも差し支えない場合もありますが、それでもやはり手書きの郵便物が好まれることが多いです。洒落た便箋やカードを受け取ると嬉しいものです。印刷したものを送るとしても、他と違う紙を使うのも特別さを醸し出す一つの手です。 下記にお礼の手紙の文面のサンプルを挙げてみます。 > 贈り物に対するお礼 Thanks,
新しい言語に堪能になるのは簡単なことではありません。以下の留学先での英語上達方法をご覧ください。 何があっても話をする カナダで英語を話す機会を増やすチャンスはたくさんありますが、楽しんで英語を学ばなければなりません。スーパーマーケットでのちょっとした会話でも、仕事関連の会話でも、会話に参加するか、参加しないかはあなた次第です。自分自身の英語は流暢に話すには十分ではないと感じるかもしれませんが、試してみてください。周りの人に間違いを訂正するように頼むこともできます。先生や友達と英語で会話することが、新しい単語や文章を学ぶのに役立ちます。 英語に興味を持つ 英語を上達させるためのかなり簡単な方法は、興味を持つことです。たとえば、字幕付きの英語の番組を見ることができます!字幕は英語の語彙を増やすのに役立ち、話されている単語の一部を理解できなくても、予想したりできます。楽しいアクティビティを通して新しい単語を学ぶことは、語彙がよりあなたに身につきやすくなります。言い換えれば、英語を学ぶ方法が重要です。多くのストレスの下で英語を学習しようとすると、学習した情報を長期間維持できる可能性が低くなります。 英語の日記をつける 英語を上達させるためには、一貫した練習が必要です。ライティングスキルを向上させる最も便利な方法の1つは、ジャーナル(日記)をつけることです。このジャーナルには、好きなものを含めることができます。何を書くかは自由に決めることができます。たとえば、毎日の何をしたか、考えや架空の物語などが書けます。また、文章をさらに良くするために、前日の文章に戻って書き直すことができます。さらに、自分の感情や日常生活について書くことで、ストレスや不安を減らすことができます! 英語の元記事はこちら
《 情報開示請求への回答 》 ビジネスと一口に言っても、商品についての問い合わせ、ミーティングの手配要求など様々なものへの回答があります。回答する前には事実関係や数字の根拠などを十分にチェックしましょう。会社のレターヘッドやメールアドレスからの発信は、相手方には会社や所属先からの回答ととらえられます。内容によっては上司の助言や批准が必要な場合がありますので気を付けましょう。 情報開示請求への回答の書き方 ・表題 ― それまでのやり取りや最も伝えるべき内容を明確に表記する ・前文 ― 最も重要な情報を伝える ・主文 ― 情報を論理的かつ明確に説明、必要な場合は追加情報も付記する ・末文 ― 丁寧に締めくくる < 表題 ― 内容の要約 > 読み手が内容をすぐに把握できるような表題をつけましょう。それまでのやり取りがわかる表題や最も伝えたいことを表記するのが良いでしょう。下記のサンプルをご参照ください。 < 前文 ― 直接的に始める > 最初の一文には読み手が欲する回答を明記します。だらだらと冗長にならず、問い合わせや要求に対する直接的な回答になるように書きます。読み手から要求された対応や行動に同意する場合は「Yes, I will be happy to …」など良い消息である形式で始めます。 < 主文 ― 情報を論理的に提供する > 要求(質問)への回答やテータの提供は論理的に行いましょう。リストやグラフを使ったりフォントを変えたりするなど読みやすくする工夫をします。商品やサービスに関することについては単に回答するだけでなく宣伝になることを付け加えることが必要です。読み手の立場に立ち、読み手の利益になることで関心を引くように考慮しましょう。 < 末文 ― 心地よく締める > 唐突に終わるのではなく、読み手の力になりたいという気持ちが伝わるような心地よい締めの文章にしましょう。更に情報を提供するのも良いです。 《 Adjustment Letter アジャストメント・レター 》 良好な運営状態にあり人気の高い商品やサービスでも消費者からクレームや不満を受けることもあります。それに対して真摯に対応する文書をadjustment letterと呼びます。交換、返金、更なる割引、クーポン配布、修理といった対応は概ね早急に行われますが、商品・サービス提供側が適正なクレームに対して快く対応する原因は二つあります。一つ目は、消費者の被る被害が契約や不法行為法により保護されているからです。二つ目は、経営・運営者が顧客の満足が経営の維持につながることを望むからです。 既存顧客を維持することは新規顧客獲得より大幅にコストを節約できるという調査結果が出ています。既存顧客の声を聞くことが顧客の維持につながるのです。そうしたことから、経営・運営側は顧客のクレームには真摯に対応し、顧客からの高評価を維持しようとするのです。 クレームに対してYesの対応をする場合は、以前の記事「ビジネス文書の書き方(1)リサーチと組み立て」の中でご紹介したDirect Patternを、対応がNoの場合はIndirect Patternを使うと良いでしょう。 クレーム対応で目指すところは ・間違いや失敗があった場合の修正・訂正 ・顧客からの信頼の回復 ・善意を示すことでそれ以降の取引きの宣伝に繋げる Adjustment Letterの回答の書き方 ・表題 ― それまでのやり取りや最も伝えるべき内容についての言及 ・前文 ― クレームを善処する旨と内容を直接的に伝える ・主文 ― 対応の内容を詳細に伝え、顧客の信頼の回復を図る ・末文 ― その後の更なる取引きを自信をもって進めていくという前向きな姿勢で締めくくる、問題についてはもう言及しない <
《 Direct Letter 》 ビジネス文書では単刀直入な文面で効率的に伝えることが肝要です。率直な要求、簡潔な返信、礼を弁えたメッセージなどの書き方を学びましょう。 情報や行動を単刀直入に要求するメッセージの書き方 ・前文 ― 最も重要な質問事項を述べる、或いは礼を弁えた要求を表明する ・主文 ― 要求内容を論理的かつ丁寧に説明、他の質問事項もここで聞く ・末文 ― 明確な対応を期限を設けて要求し、謝意を述べる < 前文 ― 単刀直入に始める > 文書の中で読み手が最初に目を通す部分は前文と末文です。この傾向を利用して、最も訴えたいことを最初に述べましょう。通常、単刀直入な文書における最初の一文は質問あるいは礼を弁えた要求の形式になります。要求を拒む反応が予測される場合には説明や弁明から入ることもあります。単刀直入に述べる文章から始めることで、読み手の時間を省くことになり、そのまま読んでもらえる確率が上がります。多忙な人ほど表題と一文目で内容を早々に判断し、行動を起こしてくれるものです。だらだらとした説明は逆効果になります。 例えば下記のサンプルは、書き手が誰でどのような状況からこのレターを書くことに至ったのかなどの説明は無く、ホテルの利用施設や宿泊についての単刀直入な問い合わせから始まっています。 また、問い合わせ事項が複数ある場合は「Will you please answer the following questions about…」などという書き出しを使って、複数の項目を質問事項の形で羅列することもできます。 < 主文 ― 詳細情報を提供する > このような要求(質問)がなぜ出されたのかについては必要最低限の詳細を主文で述べるようにします。書き手の考えていることとニーズを明確化し、要求を論理的に仕上げることで、相手から的確な回答を得、更なるメッセージのやりとりが不要になる確率が上がります。上記サンプルのように、出来る限り見やすい形にすることも大切です。箇条書きにすることで、それぞれの項目が同等であることを読み手に理解してもらえます。 < 末文 ― 対応の要求と謝意 > 末文は対応の要求と謝意に使いましょう。上記サンプルのように、対応(返信や手配)への期限をつけることや、その期限の理由を説明することで効率の良いやり取りができます。 最後には謝意を述べましょう。 ・Thanks for responding before November 15 when we must make a decision.(回答期限に絡ませる) ・We are grateful for the information you will provide because
《 修正のプロセスを理解する 》 相手に適正に伝える為には、文章を簡潔、明確で活力のあるものにする必要があります。再読して文法、スペル、句読点、書式、構造の間違いや問題点を見つけ出し、追加、削除、配置換えといった修正を行うことで内容と文章構成を改良していきましょう。再読と修正で、不要な単語・語句に埋もれてしまっていた最も伝えたいことを簡潔、明確で活力のあるものにできます。 < Before Conciseness > Subject: Investigation of Web Sites of Some of Our Competitors This is just a short note to inform you that, as you requested, I have made an investigation of several of our competitors’ web sites. Attached hereto is a summary of my findings of my investigation. I
《 一貫性を持たせる 》 文章全体に一貫性を持たせるには意図して構成していく必要があります。重要語句を繰り返す、代名詞を効果的に使う、転換語を使うといったテクニックを使いましょう。 < 重要語句の繰り返し > 連続した文章でキー・ワードや重要事項を少しずつ変えて繰り返し使うことで読者は中心となる話題の流れを掴みやすくなります。 Our philosophy holds that every customer is really a guest. All new employees to our theme parks are trained to treat visitors as special guests. These guests are never told what they can or cannot do. < 代名詞を効果的に使う > 代名詞(this / that / they /
どんな内容で書くかという整理整頓が終わったら、次に構成を考えましょう。 《 効果的な文章を書く為に 》 独立節、従属節、句(フレーズ)の違いを正確に把握することで正しい文章を書くことができます。また、細切れの文章、適正な切れ目の無い文章、コンマを誤用した文章になることを防ぐことにもなります。 Sentence(文章):主語+述語からなる意味の通ったもの ・He works hard. Phrase(句):関連性のある一連の単語からなる一塊(主語・述語を持たない) ・The principle of our college sent an e-mail to all students. Independent Clause(独立節):主語と述語を持ち、文章として完結できる節 ・They offer a lot of products. Dependent Clause(従属節):主語と述語を持つが、それだけで文章として完結できない、その意味を独立節に依拠する節 = as if / when / because / as で始まることが多い ・When Tom examined the computers, he discovered the spyware. Dependent Clause Independent Clause
ビジネスだけでなくカナダ留学においても大学(University)やCollegeでまとまった量のリポートや論文などを書く機会が多くあります。参考となる実用的な書き方やヒントなどをシリーズでお伝えしていきます。 《 Research 》 何かを書き始める前には、まずリサーチが必要です。書く内容やメッセージを適正に形作る為に必要となる情報のリサーチから始めましょう。 書き終えてから必要な情報を盛り込むのを忘れていたと気付くことほど腹立たしいことはありませんね。書き始める前に、受け手がどんな情報・内容を必要としているのかを分析して情報収集をしておきましょう。 1. 書き始める前に・分析・予測・適正化・リサーチ2. 書きながら・体系付け・構成3. 書いた後には推敲・再読・修正や校正 < Formal Research と Informal Research > リサーチの方法には大きく分けて2種類あります。それぞれを目的と内容に合わせて適宜使い分けましょう。 ≫ Formal Research(リポートや論文に)・図書館:書籍、新聞、雑誌、機関紙記事、百科事典、参考書、ハンドブック、辞書、名簿、年鑑・データベース:インタネット・生の情報 (firsthand information):インタビュー、調査、アンケート・科学に基づいた実験結果 ≫ Informal Research(メール、情報提供文、口頭でのプレゼンテーションに)・社内マニュアルや同僚からのアドバイス・上長への問い合わせ(知識、傾向、提案を聞く)・対象者へのインタビュー(問い合わせ)・個人的なアンケートや調査・ブレインストーミング(単独または複数でアイデアを書き出して検討) 《 Organizing 》 必要な情報がリサーチできたら、それを整理整頓します。 同じような内容のものをグループ化し、順序良く並べることで読み手が各トピックの関連性や書き手の言わんとすることを理解しやすくなります。話題があちこち飛んでしまうと、強調したいポイントが霞んでしまいます。 < 概要を掴む >・伝えたいことを書き出す・単語の選択や文章の組み立て方で立ち往生しないよう序列化する < Grouping と Patterning >・同じようなものを集めて分類する・パターン化する < 構成のコツ >・メイン・トピックを入れたタイトルにする・トピックごとのメイン・ポイントを3~5個リストアップする・各部(コンポーネント)を複数のポイントで構成する・各部(コンポーネント)同士が重複しないように気を付ける・図や根拠となる資料で内容を支える < 例 >Title: (including main topic)1. First ComponentA. First Pointa-1a-2B. Second Pointb-1b-22. Second
「tale」は「話」「物語」の意味で皆さんご存知かと思います。そこから派生する面白い表現をご紹介します。 その前にまずは「話」「物語」の意味を持つ他の英単語との区別を見ておきましょう。Oxford Learner’s Dictionaries / Cambridge Dictionary / Macmillan dictionary / Merriam-Webster等を参考にしています。 *story (事実・架空の)話 *tale 作り話 *narrative 語り手による出来事の描写・説明としての話 この「narrative」は動詞「narrate=物語る」からきています。「narration / ナレーション」という単語を思い起こせば「語られる話」という感覚が掴めるかと思います。そういった定義から、小説等の中の対話部分ではなく「物語部分」も指します。 では「tale」の面白い表現を紹介しましょう。 *an old wives’ tale くだらない迷信、ばかげた話 ・Frogs won’t give you warts. That’s just an old wives’ tale. カエルのせいでイボが出るなどということはありえません。それは単なる迷信です。 *one’s tale has been told 運が尽きる ・His tale has been told. 運が尽きたんだ、もう死に向かっているのだ。(=彼の物語は話し終えた=これ以上の物語は無い) *tell tales 告げ口をする ・Dead men tell no tales. 死人に口なし。
「視野を広げる」の言い方は「広げる」の意の動詞と「視野」「ものの見方」などの名詞とのコンビネーションでいろいろ作れます。 *広げる【動詞】broaden / expand / widen *視野【名詞】one’s mind / horizons / perspective / scope / view / viewpoint 例えば「旅行が視野を広げてくれる」のコンビネーションは Travelling will broaden my horizons. expand your mind widen his perspective her scope their view / viewpoint といった感じになります。 horizonは「地平線、水平線」の意で使う場合は単数、「範囲、視野」の意で使う場合は通常複数形で使われます。大事なポイントですのでしっかり区別して覚えてください。 限られた単語数ですが組み合わせることによって何通りものコンビネーションが出来ます。出来る限り沢山覚えて自由自在に使えるようになりたいですね。
「housekeeping」は「家事」「清掃」等の意味でよく知られているかと思いますが、実は他にも少し派生的な意味や使い方があります。 *家事、家政 ・set up housekeeping 所帯を持つ ・housekeeping money (= household expenses という言い方もあり) 家事・家政に関する費用 ・My financial problems were made worse by my bad housekeeping. 家計を上手くやりくりしなかったせいで経済状況が悪化した。 (=私が家計のコントロールが下手だったせいで経済的な問題が悪化した。) *清掃、(ホテルなどの)ハウスキーピング業務 ・Call housekeeping and ask them to bring us some clean towels. ハウスキーピングに電話して綺麗なタオルを何枚か持って来てもらって。 *(コンピュータの)プログラムの実行やシステムの運用の管理 ・housekeeping of a program プログラムのハウスキーピング *(施設等の)維持管理、準備、段取り ・The company has made considerable savings through good housekeeping, such
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