カナダでも新学期が迫ってきており、多くの方が新しい学期に向けて準備を進めていることでしょう。新しい学校やクラス、友達との再会に胸が躍ることでしょう。
皆さんの中には、新学期に合わせて新しいパソコンを買いたいと思っている方もいるかもしれません。しかし、機種選びでコストや誤った選択をする可能性を考えると、どうしても躊躇してしまうものです。今回は、そんなあなたが授業で成功するために必要な理想的なパソコンを選ぶ際のガイドを提供します。
パソコン選びで考えるべき主な注目点:
店舗に並ぶ様々なパソコンを見ると、ついどの機種が自分にあっているのだろうかと混乱することがあります。新しいパソコンが欲しい一方で、不必要な仕様に無駄なお金を使いたくないというジレンマに陥るかもしれません。確かに、より多くのお金を使えば高性能なパソコンを手に入れることができますが、使用しない機能のために余分なお金を払うのは誰も好きではありません。
このジレンマを解決するためには、自分自身がどのようにパソコンを使用するかを確認することが重要です。まずは、学校のコースの内容、受講する授業や仕事、日々の使用パターンなどの要因を考慮してみましょう。
2023年のラップトップPCの仕様トレンド:
2023年現在、ラップトップPCの仕様の一般的なトレンドは以下の通りです。
CPU:
Intel Core i3 – i7 13世代(13xxx)
AMD Ryzen 3 – 7(4xxx – 7xxx)
メモリ(RAM):
8GB – 16GB
ストレージ:
256GB – 1TB
ディスプレイ:
13 – 15インチ
価格帯:
ハイエンド:CA$1500以上
ミドルレンジ:CA$750 – CA$1500
ローエンド:CA$750以下
ラップトップPCの各クラスと対応できる使用領域:
ハイエンド:
ゲーミングモデルを含むハイエンドPCは、強力な性能と多様性を誇ります。価格は一般にCA$1500以上と高めですが、プログラミング、グラフィックデザイン、ビデオ編集、3Dモデリングなどの要求の厳しいタスクに対応できます。あなたの授業科目でこれらの高い処理能力を必要とするか、予算に余裕がある場合、ハイエンドPCは学業と自己学習を助ける優れた投資となるでしょう。
スペック例:
CPU:
Intel Core i7以上
AMD Ryzen 7以上
メモリ(RAM):
16GB以上
ストレージ:
1TB以上
ディスプレイ:
15インチ以上
GPU:
GeForce RTX 3xxx以上
Radeon RX 6xxx以上
価格帯:
CA$1500以上
ミドルレンジ:
文書作成や表計算など、オフィスワークに近いPCの使い方をする授業で、余裕のある処理速度を望む場合、ミドルレンジPCはコストとパフォーマンスを両立します。初級のプログラミング、エンジニアリング、グラフィックデザイン、ビデオ編集にも対応できますが、ハイエンドPCと比較して情報処理が劣るため、大きなサイズのファイルをインプットやアウトプットする際に多少時間がかかるかもしれません。
スペック例:
CPU:
Intel Core i5 – i7
AMD Ryzen 5 – 7
メモリ(RAM):
8GB – 16GB
ストレージ:
512GB – 1TB
ディスプレイ:
13 – 15インチ
価格帯:
CA$750 – CA$1500
ローエンド:
あなたの授業が文書作成や表計算などの低負荷のタスクを中心としている場合、ローエンドPCは十分な能力を持っています。これらは一時的な使用や、基本的な事務用途に適した手頃なオプションの一つと言えます。半面、ハイエンド、ミドルレンジほどには処理能力に余裕がなく、無理に負荷の高い処理を動かそうとするとPCそのものがフリーズすることもあるため、注意が必要です。
スペック例:
CPU:
Intel Core i3 – i5、Celeronなど
AMD Ryzen 3 – 5
メモリ(RAM):
8GBまで
ストレージ:
512GBまで
ディスプレイ:
13 – 15インチ
価格帯:
CA$750まで
ラップトップPC選びのヒント:
ラップトップPCのおおよその寿命:
ラップトップPCのキーボード、プロセッサ、バッテリー、モニターなどの部品が経年や使用により劣化し、平均的に寿命は約5年程度です。また、デスクトップPCとは異なり、ラップトップPCは各部品が独自設計となっていたり、昨今では省スペース化のためにパーツそのものが取り外し不可能となっている事が多く、アップグレードや修理を低コストで行うことが難しくなってきています。その為、故障などの際には高額な修理費用を支払うより新しいPCに乗り換えてしまうほうが良いというケースがほとんどです。
また、買い替えるにせよメーカー修理に出すにせよ、ほとんどの場合において故障後にラップトップ内部のデータを引き出すのは非常に困難となります。消失しては困る大切なデータは外部ストレージやクラウドにバックアップして、いつラップトップが故障して置き換えられても大事なデータを失わないようにしましょう。
ローエンドPCの落とし穴:
ローエンドPCを選択することは、コストを削減できるように思えるかもしれませんが、全体の処理時間が遅いため、タスクにかなりの遅れが生じる可能性があります。学生として、滞りのない時間の管理は学業を収めるためにも、また健康にとっても重要です。性能の良いPCに投資することで、効率的に作業を遂行し、健康と学習時間を守ることができるでしょう。
Windows と macOS、選ぶべきはどちらか:
WindowsとmacOSの選択は、あなたの習熟度とニーズに依存します。Windowsを選んだ場合、例え問題が起きても多くのカリキュラムがWindowsPCを使うことを前提として組まれているため、学校の技術者や教師からより良いサポートを受ける可能性が高いです。ただし、macOSに慣れていて、グラフィックデザインやアプリ開発など特定のタスクに必要な場合は、macOSを選択しましょう。
Google DriveでMicrosoft Officeの代用は可能か:
文章作成やスプレッドシート作業などの基本的なタスクに対して、Google DriveのドキュメントとシートはMicrosoft Officeに対する有効な代替手段を提供します。Google Driveは自動的なデータ保存、コラボレーション、デバイス間でのアクセスを提供します。さらに、UBC、SFU、BCITなど一部の学校は在学生に無料のMicrosoft Officeライセンスを提供しています。
Chromebookは勉強に使えるか:
Chromebookは手頃な価格で魅力的に見えるかもしれませんが、Chrome OSで動作し、主にWebベースのアプリケーションに依存しているため、従来のPCとは性質が大きく異なります。また、使えるソフトウェアの範囲でもChromeやGoogle Driveでカバーできるタスクには適していますが、WindowsやmacOSのようなソフトウェアの多様性や定番ソフトウェアのクロスプラットフォームに含まれていないことも多いです。もしあなたの授業が多様なアプリケーションの使用を必要とする場合、Chromebookは適切ではないかもしれません。
リファビッシュ(整備済み)PC:
何らかの理由で修理、整備されたリファビッシュPCはコスト削減のメリットがありますが、場合によっては意図しないプログラムが組み込まれたりなど潜在的なリスクも伴います。信頼性のあるショップから購入し、ハッキングのリスクやハードウェアの問題を軽減するために調査しましょう。レビューを調査して、潜在的な問題についての情報を得ることも大切です。
学びの経験を楽しむ:
あなたにとって最適なPCを選ぶことは重要ですが、失敗することを極度に恐れる必要はありません。成功した場合でもそうでなかった場合でも、それぞれの選択肢は次のPC選びやITに関して役立つ学びの経験を与えてくれます。
あなたのPCは学業と将来のキャリアにおける貴重なツールとなります。賢く悩みながら選んで、素晴らしいITの旅を楽しんでください。
参照: Microsoft 365 Office for Students | UBC Information Technology, Microsoft 365 – Information Systems at SFU, BCIT: Downloading & Activating Microsoft Office 365
引用:CISM






















